探偵うんちく「ロッシダシアーゴ」_六本木探偵バーANSWER

ロッシダシアーゴ(Rossi D'Asiago)

昔からお酒は飲むだけではなく、インテリアやシュチュエーションを演出する一つの材料として重宝されてきました。ドラマ等では、社長室に高級なブランデーやウイスキーをインテリアとして置いてあり、仕事に行き詰まった時や、大きな仕事を成功させた時、けだるくネクタイをほどきながら、渋い顔をしてきつめの酒を飲むという、ベタなシーンをよく目にします。子供の時は、幼心に「大人はお酒を飲みながら仕事をするのか」と思っていたものです(笑)しかしこれも一つのステータスと思えば、今となっては納得もするわけです。

今回はインテリアとしても最高の存在感を持つ、イタリアの老舗の酒造メーカー、ロッシダシアーゴ社のグラッパを紹介します。イタリア・ヴェネト州ヴィツェンツァを拠点とする1868年創業の酒造メーカーで、1904年『キナ・ロッシ」をパリの展示会に出品すると「金メダル」と「グランプリ」をダブル受賞、高き名声を轟かし100年にもわたって、最高級のお酒を造り続けているメーカー。
グラッパは、麹萄の皮を原材料とする、イタリア特産の蒸留酒(ブランデー)で、イタリアではポピュラーな食後酒として愛されています。また食後に飲む事で血流が良くなり胃の働きを良くし、消化を促します。味が濃いものや脂っこいものを食べた後にはグラッパを飲むのがイタリア式で、エスプレッソに混ぜて飲む事もあるそうです。

閑話休題。

今回のテーマはインテリアとしてのお酒です。僕が特記したいのはその容器の存在感♪
容器は、伝統あるベネチアングラスで作られたデキャンタなのですが、その個性的なシルエットと、ゴージャスな飾り付けに毎度ほれぼれしてしまう訳です。
ベネチアングラスは中世ルネッサンスのガラス市場を独占した至高のガラス芸術で、後のボヘミアングラスなどの源流となった伝統のガラス工芸品。当時ガラス工を擁したベネチア共和国はガラス工を、イタリア北東部にあるムラーノ島に閉じこめることによって技術漏洩を阻止すると共に、装飾的加工技術を高度に発展させたそうです。
お手隙にでもググってもらえたらと思いますが、イタリアが誇る伝統と芸術が創り上げた象・アヒルなど様々な動物のデキャンタは、ヨーロッパを連想させる細孔のインテリアとして強い存在感を放ち、またプレゼントとしても喜ばれる逸品です。
ただ、日本に輸入するのが非常に困難で、モデルによっては超希少なものも多数あります。しかし、このようなバックボーンがあるからこそ、ステータスもまた感じるというものです。

とは言え、こんなお酒が職場にあったら、事あるごとにチビチビ飲んじゃいそうですよね(笑)
まぁ大人ですから『お酒を飲みながら仕事をする』方が円滑に進む場合もあるものです!
と、正当化しておきます(笑)

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