探偵うんちく「ピスコ」_六本木探偵バーANSWER

ピスコ (Pisco)

ピスコとは、ペルー原産のブドウ果汁を原料とした蒸留酒のことです。
日本ではブランデーに分類されるそうですが、飲み口などはむしろウオッカなどに近く、無色透明に近い飲み物です。
飲んだ時の口あたりは非常にまろやかで飲みやすいのですが、食道あたりでカッと熱くなるところが刺激的で魅力的なお酒です。

もともとはペルー南にある砂漠地帯のオアシスのことをピスコと呼んでいました。
16世紀、そこにスペイン人がぶどう苗を持ち込んだことでワイン作りが盛んになったようです。
この時代のスペイン人というと、悪名高いインカ帝国を滅ぼした方々ですね。
彼らは歴史的な建造物、文化、温和な人々の命を根こそぎ奪い去り歴史上でも指折りの略奪であると評されることが多いです。
しかし、こうしてペルーに「ピスコ」という一つの主要輸出ブランドを作り出すきっかけも与えていたのですね。うーん、歴史とは深いものです。

そんなピスコ、今では全世界で飲まれております。
ただ、先にの述べたように口当たりはまろやかなのですが、アルコール度数42度という強さからみんながみんな飲める代物でもありません。
特に女性には、ストレートで飲むことはお勧めしません。
日本では、ピスコそのものよりも「ピスコサワー」というペルーオリジナルカクテルでの飲み方のほうが有名かもしれませんね。
作り方はいたって簡単です。
シェーカーにピスコ45ml、卵1個分の卵白、レモンの果汁を加え、最後にシロップを少量加えてシェイクして出来上がりです。
夏なんかにはクラッシュアイスと一緒にシェイクするとひんやり冷えて非常に飲みやすいです。

ちなみに本場ペルーでは砂糖がふんだんに入って超甘口のものが好まれるのだとか。
よく、海外で緑茶を飲むとなぜか砂糖入りで甘いですよね、そんな感じでしょうか。
たまに思うのですが、日本人の舌と海外の方の舌とでは、甘さの感知能力に差があるのでしょうか・・・?
まあその辺りは一緒に何を食すか、によってもお酒の味付けは変わってきますよね。
ペルーなどの熱い地域特有のスパイシーな料理には超甘口ぐらいがちょうどいいのかもしれません。

我らが探偵バーANSWERでは、刺激的な会話が飛び交うものの料理の味自体はとってもマイルド。
「メノスアスーカル(砂糖を少なめに!)」とわざわざ仰っていただかなくとも、さっぱりとした味わいのピスコサワーをお作り致しますよ。

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