レディーキラー。
そう呼ばれるカクテルがあります。
見た目は優しげだったり、穏やかである。
口当たりも大変良くて飲みやすい。
しかしその実、使用されているリキュールのアルコール度数が高い。
つまり、姑息な男性が女性を酔わせるために(もっと直截に表現しますとべろべろの正体不明にしてお持ち帰りすることを目論み)女性にススメるカクテルの総称です。
世の女性の方々、お気を付け下さい。
このようなカクテルをあなたに必要以上にススメる男性はクズです。
世の男性の方々、そんな姑息で卑劣な手段はおやめなさい。ダサすぎます。
女性を口説く際はスマートにいきましょう。
という事で、今回はレディーキラーとよばれているカクテルをご紹介。
レディーキラーとして一番有名なのが、スクリュードラーバーではないでしょうか?
元祖レディーキラーなどと呼ばれています。
スクリュードライバーはウォッカをオレンジジュースで割ったカクテルです。
ウォッカは癖がないのでオレンジジュースを飲んでいるようにぐいぐい飲めてしまえます。
しかしウォッカですからアルコール度数が高い。
飲み過ぎにはご注意ください。
レディーキラーの代名詞のように言われてしまいがちですが、スクリュードライバーの名前の由来はとてもガサツで男らしいことで有名なのです。
イランの油田で、労働者が喉の渇きを潤すためにこのカクテルを作った。
しかしマドラーもバースプーンもない。
近場にあるマドラーやバースプーンの代わりになるものは・・・・ネジまわししかねえや!
よし、喉乾いたしネジまわしでステアしちゃえ!
このような由来らしいです。
良いですよね。
如何にもヤロー同士のノリっぽくて。
レディーキラーをススメて女性を酔わそうと虎視眈々と狙うのも男の馬鹿さ加減ゆえですが、このような「中学生か!」と突っ込んでしまいたくなるようなノリも男の馬鹿さ加減ゆえです。
同じ馬鹿でも名前の由来のような馬鹿が良いですよね。
可愛げがあります。
女性から見たらどちらも馬鹿で変わりないのでしょうか?
話がそれました。
レディーキラーに戻します。
次にモスコミュール(ウォッカをジンジャーエールで割ったカクテル)とソルティドッグ(ウォッカをグレープフルーツで割ったカクテル)。
どちらも飲みやすいのにウォッカを使用していますのでご注意ください。
そしてルシアン。
これはジンとウォッカをカカオの甘さで仕上げた口当たり抜群のカクテルです。
しかしその実ジンとウォッカですから強烈です。
あとはロングアイランドアイスティー。
紅茶を一切使用しないで、紅茶の見た目と味をそっくりに再現した魔法のカクテルです。
こちらはラム、ウォッカ、ジン、テキーラの4大スピリッツ全てが入っており、アルコール度数は25程度。
下戸の私などはすぐぶっ倒れる自信があります。
お持ち帰りされたらどうしようと心配しちゃいます。
女性の皆様、このようなレディーキラーと呼ばれているカクテルを男性がススメてきたらくれぐれもお気を付け下さい。
むしろそのような卑劣な男性は、その時点で切ってしまっても良いと思いますよ。
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