なんだか怪しい響きのカクテル。
ジャックは男名。ローズは薔薇、それも真紅の薔薇っぽいイメージ。イメージね。
ジャックは黒いマントを羽織って黒いハットでも被ってそう・・・
なんて妄想は置いといて。
ジャックローズというカクテルは、その名の通り赤色のカクテル。
ショートカクテルだが、飲み口は非常にすっきりしていて、女性でもくいくい飲めるかも。
でも度数はそれなりにあるのでご注意。ある意味レディーキラーとも呼べるかも??
このカクテルのメインとなってるのがブランデー。
それも、アップルブランデー。つまりリンゴのブランデー。(え、わかる?
いわゆる「カルバドス」を使うことが多いけれども、必ず使わなければいけないというわけではない。
昔はうちの店にも、果物が丸ごと入ったカルバドスを置いていたものです。
しかしあまり注文が入らず劣化してしまったため、別のものと入れ替え。
パッと見ではカルバドスとはわかりにくいですが、ちゃんと置いてるんですよ。
オリジナルカクテルが充実しているから、そちらを注文される方が多いんですよね。
それかウィスキーになるかの二極化です。
ブランデー自体、殆どオーダーが入ることがありません。
出番の少ない、可哀そうなやつら。。
で、カルバドス以外に何が入っているかというと、ライム(またはレモン)とグレナデンシロップ。
グレナデンっていうのは、赤いシロップですね。ザクロの色なんです。
ということは・・・?
そう。生ザクロでも作れます。
うちでは生ザクロを仕入れる・・・なんて粋なことはやっていませんが、オーダーしていただけるのであれば喜んで用意いたしますよ。
ちょーっと早いですが、これからがザクロの旬。
つまりこれからがジャックローズの季節。
秋から冬に向けて、もうぴったりですね。雰囲気といい、名前といい、味といい。
この時期になると飲みたくなるカクテルの一つです。
ほら、すでに生ザクロでジャックローズを作るバーを探し始めましたよ。
もちろんフレッシュを使えれば一番良いですが、そうでなくても雰囲気は楽しめます。
別のカクテルに思うかもしれませんが、それもそれで美味しいものですよ。
すっきり・若干甘味のある系のショートカクテルが好きな方にはおススメです。
ちなみに。
カルバドスと言うと、うちのスタッフ全員が思い出すある案件があります。
でもその話はここでは書けません。
お酒がらみの案件も多いので、対象者がバーテンダー・・・なんて依頼があればもう飛びついてお受けしますよ←
まあその前に、まずはアンサーでジャックローズを1杯いかが。
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