バーテンダー。
この語源や意味は?
なんとなくわかりそうですが、改めて調べてみました。
バー(酒場)+テンダー(世話人、見張り人、相談役)からなる造語のようです。
我がアンサーにぴったりではないですか?
アンサーには依頼人の方もいらっしゃいますからまさに相談役に徹することもございます。
起源は1830年代のアメリカのようです。
この時代はアメリカが先住民族を追い立て西部開拓に乗り出した時代ですね。
私たちが西部劇でなじみのある酒場。このあたりから使用されだした言葉のようです。
その後アメリカではBARKEEPER、イギリスではBARMANという呼び方も使用されだします。
日本でバーテンダーという言葉が定着し始めたのが戦後です。
100年たってやっと日本で浸透されはじめてきたわけです。
さて、日本では「バーテン」という言葉も使用されますが、こちらは蔑称となりますのであまり使用しないほうが良いですよ。
入りたての新人の頃「バーテン」という言葉を使用したところ、先輩探偵から注意させたことがございます。
「バーテンという単語は、バーテンダーとフーテン、この言葉をもじったもので略称ではない。差別的な意味合いが大きいので使用してはダメ」とのことでした。
私は単なる略語だと思っていたので、ありがたいですね。
フーテンって何?という方のために一応説明します。
「人呼んでフーテンの寅でございます。どーおーせおいらーはやくざーなあきーき♪」このセリフとそのあとに続く音楽、聞いたことがありますよね?
映画【男はつらいよ】の主人公寅さんが冒頭で必ずいうの有名な口上です。
このフーテンという言葉、定職を持たずにふらふらしている方を指したり、ヒッピー関連の方を指す意味だったり、精神的に異常な方を指す意味だったりします。
このような意味合いを含んだ【バーテン】という呼び方だったようですが、今はそのような意味合いで【バーテン】と表現するお客様はほぼ皆無でしょうね。
バーテンダーが自分のことを【バーテン】と呼ぶのはさすがにまずいと思いますが。。。。
覚えておいて損はない豆知識ということで記載しました。
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