探偵うんちく「麦焼酎いいちこ」_六本木探偵バーANSWER

麦焼酎いいちこ

世界的にも有名なった日本酒ですが、焼酎も海外で人気のようですね。
とくに「いいちこ」はジャパニーズブランドとして世界的に有名で海外のBARにも置いてあるそうです。

世界的に有名なバカルディ社のラムは、世界一の蒸留酒の出荷量らしいです。
ちなみに二位はスミノフのウォッカ。
いいちこは三位らしいです。

ウィスキーの響なんかも世界的に有名ではありますが、それ以上の出荷量ということは意外にいろんな国で飲まれているようですね。
ウィスキーを自宅に常備している人は少ないですが、焼酎であれば自宅に、置いてあるという人も多いと思います。
最近のブームは芋焼酎ですが、それでも売り上げが落ちないのは家呑みに適しているからだとか。 安いお酒をおいしく飲める。
何で割っても味を引き立ててくれる。
ラムやウォッカもいいですが、日本人には日本のお酒が良いですね。

いいちこを語る上で外せないのはあのキャッチコピーです。

「下町のナポレオン」

このキャッチコピーは本当にすごいと思います。
どうやら一般公募でこのキャッチコピーを決めたようです。
高級酒のため手が出せないナポレオン。
そんなナポレオンが下町でも飲める。
庶民のナポレオンというところでしょうか。
うちの父親も飲んでおりました。
つまりは庶民ということを三和酒類株式会社お墨付きで認められました。

わたくしは庶民。
一兵卒です。

さて、もともと焼酎は九州が盛ん。
いまでこそ焼酎ブームが来て普通に飲むことが多くなりましたが、以前は「臭い」「キツイ」のイメージが強く関東では好まれなかったようです。
それは製法に問題があったからで、それを改善し、飲みやすくしたため「いいちこ」が人気になったのではないでしょうか。

いいちこの登場当時に売れていたのはタカラ焼酎「純」というもので、このお酒は複式蒸留をし香りや味を出来る限り抑え、アルコールに近いものとなっていました。
クセがないため万人に受けやすい。
恐らくそんな理由で一般受けがよかったのでしょう。

いいちこもそれに対抗して作ったのだと思いますが、あくまでも麦のうまみや香りを生かし、それでいて飲みやすい味を追求したのだと思います。
常圧蒸留で造るのではなく、圧力を下げて蒸留。
雑味や香り成分を少なくし、スムーズだけども豊かな香りをだす。
造るのには絶妙な塩梅が必要なのだと思います。

一人暮らしをしている私のところにはもちろんのこと「いいちこ」があります。
所詮は庶民の分際ですので。

ただ、悩むところがあります。
「いいちこ」にすべきか「二階堂」にすべきか。

この二択、悩んでしまいますね。
どちらも値段が手ごろ、コンビニでも買える。

ちなみに二階堂も同じ大分の本格焼酎です。
兄弟分?のようなものですが、メーカーが変われば味も変わります。
二階堂はいいちこよりも深みがある、というより癖がある感じ。
水割りなどに適したお酒です。
そのため割りものを何にするかでどちらを選ぶか決めています。

「今日はガツンと水割り」であれば二階堂。
「少し落ち着きたいのでお茶割り」であればいいちこ。
こんな感じでお酒を選んでいます。
その時の気分で選べる安くておいしいお酒って素晴らしいですね。

BARではあまり飲まれない焼酎ですが、バーテンダーは飲んでます。
如何せん、バーテンダーは庶民の分際でございますので。

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