探偵うんちく「ブラントン」_六本木探偵バーANSWER

ブラントン

ブラントン(blanton)

「バーボンのキャップに馬のフィギュア?なんで?コーラにのペットボトルに着いてくるおまけみたいだ....」
初めてブラントンを見た時の感想です。
【バーボン=大人の男の飲み物】という固定概念と馬のフィギュアが私の頭の中で上手く結びつかずに首をひねった次第です。
首をひねりながらもかなりのインパクトがあったので、馬=ブラントンズとすぐに名前とボトルを覚えることが出来ました。

今回はブラントンを紹介いたします。
まずはインパクト大のボトルキャップから。
馬は全部で8種類。
キャップの隅に「B」「L」「A」「N」「T」「O」「N2」「S」と書かれていて、BLANTONSと並べるとケンタッキーダービーのサラブレットが疾走している連続写真のようになります。
なぜケンタッキーダービーかと言うと、バーボンの発祥の地がケンタッキーだからです。
馬は馬でもサラブレッドで、騎手はジョッキーだったのです。
競馬は男の世界って感じですよね。
これならバーボンのイメージにぴったりで納得です。
大人の遊び心だったんですね。

次にブラントンのラベルは一枚一枚手書きだそうです。
それを手作業で貼り付けるというから驚きです。

ラベル訳

ボトル1本1本が、ブラントンディスティリングカンパニーにおいて登録されております。
このボトルの登録番号は、●●番です。
ディスティルド&ボトルド・バイ・ブラントンディスティリングカンパニー フランクフォート、ケンタッキー
このバーボンウイスキーは、「●●●●年●月●日」に樽番号「●●●」、「●」倉庫の「●」段目で貯蔵されていたものから取り出されたものです。
アルコール分93プルーフ(46.5%)で1本1本厳選され、ろ過し、びん詰めされたものです。
ケンタッキーストレートバーボンウイスキー。
アルコール分46.5%。

と記載されています。

ブラントンはシングルバレルの代表とも言えるバーボンです。
シングルバレルとは厳選された「ひとつの樽」のみから取り出された原酒をボトリングしたバーボンです。

ブラントンは出荷の際、純水によって希釈されて度数調整が行なわれてからボトリングされますが、それでもだいたいひとつの樽から『260本程度』しか造られない、非常に貴重なバーボンなのです。

意外にもブラントンは1984年にケンタッキーの州都フランクフォート市の市制200年を記念して発売された歴史の浅いバーボンでもあるのですが、1997年~1999年まで3年連続でコンテスト優勝という快挙を成し遂げ、今日のプレミアムバーボンの元祖として高い評価を受けています。

ブラントンの名前の由来はバーボン造りの名人と謳われた【アルバート・ブラントン】氏からつけられました。

ブラントン氏の愛弟子である【エルマー・T・リー】氏が開発にあたり、ブラントン氏から教えられた「最高のバーボンの条件」をこのブラントンを生み出すことで実現しました。

このようにブラントンは師弟愛の結晶でもあるわけです。

ブラントンはスタンダードとブラックがあり、スタンダードはアルコール度数は93プルーフ(46.5度)。
飲みやすく、まろやかなブランデーのような香りと味わいが特徴です。

ブラックはアルコール度数は80プルーフ(40度)。
金額も抑えてあり、味わい、香りはブラントンそのままに、ややマイルドに仕上げてあります。

ブラントンのボトルキャップを全部コンプリートして飾りたくなってしまった佐久間がお送りいたしました。

「お酒コラム」に戻る。

お問い合わせ

探偵バーANSWER

東京都港区六本木6-8-8ゴーディビル2F

電話番号

03-5772-9554

営業時間

19:00~翌05:00

定休日

日、月、祝

商標について
お酒コラム
探偵のお酒コラム

お酒にまつわる熱い思いを
コラムにしたためました。

管理栄養士
探偵BARには管理栄養士が居ます!

ツイッター始めました。

お問い合わせQR
お得情報満載のメルマガ登録はこちら!
mag@bar-answer.com

探偵バー登録HP
食べログ  ぐるなび

探偵BAR ANSWER all rights reserved